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きっとシャングリラだよ

【超初心者の】ここしばらくの学習とご報告

ご無沙汰しております。untitledを擦り切れる勢いで見ていたらそろそろ夏疾風、サクでございます。

11月のコンサートから走り続けて8ヶ月ほどが経過しました。

正直なところ、一過性のブームかと思ってた。本当に正直なところ、こんなに同じ熱量で走り続けられると思ってなかった。こわい。嵐こわい。

ということで、なぜこのタイミングなのかは後述しますが、最近考えたこととか、ここしばらくで変わったこととか、今後どうしていきたいとか、そういうことを一旦まとめておこうと思います。お暇な方はおつきあいください。

 

 

・わかる芸能人が増えた

いや今まで知らなすぎたので当たり前なんですけれど、単純にテレビを見る時間が増えたということ、それから嵐の皆様の共演者、ご友人というように、たくさんの人がわかるようになりました。
特に、事務所の先輩後輩の皆さんを一気に覚えられるようになったのはすごく大きい……みんなとてもかっこいいしかわいいし、仲良しエピソードを聞けるのはとても楽しい。知らないジャンルに対してよく言ってしまう言葉ですが「見分けが付かない」状態からだいぶ進歩して顔とお名前がわかる人が増えました。個人的に今気になっているのは上田くんですね。顔がかわいいので(顔がかわいいので)

 

・テレビ番組と雑誌を気にして生きるようになった

テレビ誌って正直ずっと誰が買うんだろうなって思ってたんですけど、すごい……今までテレビジョンをお正月にだけ買う家にいたからわからなかった……うっかり開くと心臓発作を起こしてしまうので気をつけてレジに持っていくようにしています。あと朝のワイドショーを全く見ない人間だったので、そもそもこんなにいろいろあるんだ…あとCM放映始まるとかでも出るんだ…とかいう発見がいろいろありました。また、このたびブラックペアンの制作発表から放映終了までを経験することができたので、雑誌が出るとかワイドショーに出るとか番宣に呼ばれるとか、そういうドラマに付随してくる諸々の流れも知ることができました。万全の態勢で10月を待てそうです。楽しみ。

 

 ・安心してオタクができるようになった

私は二次元、それも特に少年漫画系や、日曜の朝に世界を守ったりする、そういうジャンルのオタクでした。ご理解いただけるかわからないのですが、こういった界隈における我々女性というのは、消費や愛の深さに関わらず肩身が狭いものです。「お前は正当な客ではない」というのを仲間であるはずの周囲のファンや、時には制作サイドそのものから投げつけられることが珍しくない場所です。そういう場所で生きてきた人間にとって、「貴方がお客様です」と言ってもらえる世界というのはけっこう新鮮で、そしてこんなにも安心感を与えてくれるものなのかということを知りました。私が客だ!と胸を張れる世界。逆に、私も誰かの趣味を年齢や性別でとやかく言いたくはないなとも思いました。愛で勝負だ。

 

 

・異文化を学習できた

ジャンルのファンの文化というのは傍から見ていてもわからないもので、飛び込んでみてわかったことがたくさんありました。同じものを見ていても、人によって、その人の推しによって年齢によって推し方によって好みによって、見えている世界は全然違います。さながら異文化交流のノリで、いろんな価値観の存在を知ることができました。

例えばなんですけれど、二次元に推しがいる人間は、推しがこちらを認知することも、推しに感謝をしてもらうこともありません。当たり前の話ですが。そのスタンスで3次元の人間を推しているせいだと思うのですが、私には、ファンである自分が推しに歓迎されるという図式があまり馴染めません。だって、自分のことを四六時中考えて追いかけて一挙手一投足を気にして動画をコマ送りして、幻想を着せて事情も知らずに勝手な意見言って勝手に期待したり病んだりしてる自分が名前も知らない人間の集団なんて気持ち悪いに決まってるじゃないですか。そう思ってしまう。だからいつも、どうしてこの人たちは私にありがとうと言ってくれるのかとても不思議な気持ちになります。うーん文字にするとなんだかヒドい男と付き合っていた女のようだな……だからそういう思考に陥らないファンの方を見かけると、おおお異文化だ……という気持ちになります。
あっ前述の問題については、アーティストや俳優さんなんかは、我々が落としたお金で活動しているにも関わらずウケるためにやる音楽なんかヤボだぜ、みたいなニュアンスで来ることがあるんですが、アイドルはそのへんがきちんと商業主義的でわかりやすくていいな~とも思っています。難しいね。個人的に嵐さんはこちらとの距離感がほどほどで好きです。

 

・知らないジャンルに対しての節度を学べた

全く予想していなかったところに落っこちたことで、「現時点で興味のないジャンルに対してとやかく意見を述べるべきではない」ということを骨身にしみて学びました。なぜならそれで悲しむ人がいるのは当然として置いておいて、万が一、自分がそのジャンルに落ちることになった際に過去の自分に殺されて死ぬからです。わはははは。危ないところだったぜ……人間どんなタイミングでそれが来るかわからないし、そうでなくても、自分がよく知った上で嫌いなものを述べるならともかく、よくわからないものをよくわからないままで雰囲気でdisるのはやめよう。私の萌えは誰かの萎え、私の萎えは誰かの萌え。そして私の萎えは明日の私の萌えになるかもしれない。自戒。

 

・愛は叫びたい時に叫んでおくべきだということを学べた

振り返ってみればここ8ヶ月でいろいろなことがありました。熱愛報道、結婚、活動再開、消極的脱退、積極的脱退、活動自粛、留学、手術……
えっ?これって普通のペース?わかんないんですけどそのへんどうなんですか?もう役満じゃん。なんかもうのっけからケーススタディを学びすぎていてもう怖いものはないメンタルなんですが。半年にして。そのせいもあって、見たいものは今見て、ほしいものには今お金を払って、書きたいものや描きたいものは書いて、愛は叫んでおくべきだなって思いました。
全然関係ないですが、先日初めて某女子アイドルの選挙に清き一票を投じてきました。一票だけだけど……なんとなくこう、ただ○○だったら○○ちゃんがかわいいと思うんだよね、みたいなのだけじゃなく、私はあの子を応援したという証明みたいなものが自分の中にほしいなと思ってしまったので。それはその子が卒業してしまったり不慮の何かでいなくなってしまったりしてからではできないし、私が興味を失ってしまってもできない、今だけしか騒げないお祭りなんだなぁと思ったので。私の一票は4位の彼女の得票にそっと含まれることになりましたが(私は男女問わずスタイルがよく顔の小さい頑張り屋さんが大好きです)商法がどうのってのは置いておいてこのときめきを覚えておきたいなと思いました。

 

そしてそれに関連して最後にご報告です。先日、嵐のファミリークラブに入会いたしました。

これだけ楽しんでおいて今更かよ…って気もしますが11月からここまで熱が続いてしまったこと、まだ冷める(覚める?)予定はなさそうなこと、またあのコンサートに行きたいと思ってしまったこと、何より今しかないこの時に、今の自分への証明がほしいと思ってしまったために、入会させていただきました。「好き」とか「消費している」とかもそれはそれで一つの形だけれど、ファンクラブっていうとなんとなく「応援している」みたいなニュアンスが出る気がする。会員番号、217万代。こわい。通帳に燦然と輝く入金先、嵐。こいつぁ遠いところまで来ちまったぜ……と今更のように。

清く正しくひっそりと、自分なりに楽しんでいけたらいいなぁと思っています。今後共よろしくお願いいたします。