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きっとシャングリラだよ

疲れたオタク、推し活で夏に勝つ

はい!ご無沙汰しております!サクです!

みなさん!夏休み、お盆休みを楽しんでいますか?

 

私ですか?お盆休み?なにそれおいしいの?ってやつですね!余談ですが、お盆は休み?って聞かれたからHAHAHA暦通りですね!って答え方したら先方に14~16日が休みだと思い込まれてたんですけど、今週ってそんなにみんなナチュラルに休みなん?マジで?

 

というわけで私は猛暑の中、身も心も大変に疲れております!こんな日々を乗り切れるのも、推しが鏡より太陽よりも輝いているから!サイコー!24時間テレビ楽しみ!ヒャッホー!

 

そんな日々の中強くなる、嵐を推しててよかった!嵐を推してなかったらたぶん干からびて死んでる!という思い!

 

そんなわけで(どんなわけで?)今回は少々趣向を変えてですね、私は今めちゃくちゃ感じている、「心と身体が疲れた2次元ジャンルオタクへの嵐及びジャニーズのすすめ」を!つづっていきたいと思います!ジャニーズ?なにそれこわい…だった2年前の私と同志諸君にささぐ!いつも読んでくださってる生粋のジャニヲタの皆さまにおかれましては、何かよくわかんないことも言ってるでしょうが、良ければ夏の暇つぶしに使ってください。暑さに浮かされて書いているのでいろいろとアレですがあたたかくお見守りください。

 

 

まぁ私がいかにして沼へと蹴り込まれたかというのはこちらをお読みいただくとして、

 

knzksk.hatenablog.com

 

 

とりあえず箇条書きにして心と体が疲れたオタクへのメリットをつらつら書いていこうと思う。

 

 

・推しの摂取に必要な労力が低コスト

 

まずはこれです。推しを摂取するための燃費がめちゃくちゃ良い。例えばですが私、そんなにソシャゲが得意な方ではないというか、割と苦痛を感じてしまうタイプなんですけど、そういう人間は疲労すると真っ先にこの「摂取手段」が死ぬ。これが痛いんですね。あと漫画や小説もマジで体力が死ぬと開けなくなってくる。そもそも発売日が脳から消える。というか書店が開いてる時間に買いに行けない。アニメも深夜が多いし地方はやってないので配信探したりするのがしんどくて溜まり更に気力が落ちる。人間やりたい見たいときにそれができないと死に至ります。そして死。死。

 

その点ですね、この沼、効率が良い。もちろん二次元の推しの画像をただ見るだけだってMPは回復するんですけど、払うコストと得られる効果が抜群。私は今、帰宅してリモコンをぽちっとなすると即円盤(今はアラフェス2012)が流れる状態になっているので、その前で布団に横たわるわけですね。そうするとなんだかきれいなおべべを着たきれいな人がきれいな音楽とともに目の前でちらちらするわけです。きれいなおべべを着たきれいな人がきれいな音楽にのせて踊っているのを見ると気分が良くなるというのは人間の仕様です。だいたい竜宮城と一緒。

 

あとなんなら職場でずっと点いてるテレビで推しが鶏肉を焼いているのを見ることが出来るのも大きいですね。サブリミナル推し。

 

 

・推しの更新頻度が高い

 

これです。2次元のジャンルでここに勝てるのってあんまり思いつかない。とにかく新規作画の量がすごい。

推しの更新が続くジャンルってあんまりなくて、私もメインジャンルが最後に更新されたのいつだっけな……みたいな沼で大昔の推しを愛でたり自分で粘土をこねてジェネリック推しを作ったり人のジェネリック推しと交換したりしてなんとか生きてるんですけど、やっぱり新しいことがあると心ってぴょんぴょんするじゃないですか。もちろんスルメ噛み締めてるのも落ち着いてていいんだけど、心がぴょんぴょんすると人生楽しいし明日も会社に行ける、みたいなところあるじゃないすか。あとジャンルって底から清水が湧いてる池みたいなもんで、水が湧かなくなったら気を付けないと途端に池が淀むというか、オタクが変な方向へ行きがちになるというか、とかく住みづらくなりがちだよね……(最近ホームグラウンドで何かあった目をしている)

加えて言うと情報の更新頻度のわりに「急展開」みたいなものは少ないので、疲労したオタクの心臓に優しいです。ほら、週刊少年ジャンプ連載中作品とかに推しを持っちゃうと新情報が得られるのは良いけど推しの生死が毎週毎週気になって夜も眠れない、みたいになることもあるじゃん?この沼もそういう案件無いわけじゃないけど……あくまで頻度の割にで言ったら低確率なんで……

 

 

・オタクの界隈が広大

 

これは本当に感覚ですけど、多くの2次元ジャンルとオタクの数が桁違いです。それお前がどマイナークラスタなだけだろって気もしますが、分母の小さいジャンル、もしくはその中の担当で更にカテゴライズ分けをしちゃうと、すごく狭い世界でオタクをすることになるじゃないですか。ちなみに私はその推しについて話してる人間全員相互フォロワーかつ顔見知りみたいになったことがある……せまい世界……

そういうのってすごく楽しくもあるんだけど、やっぱりちょっと疲れるときもあるというか、というか身体が疲れたときにしんどくなるんですね。なんか妙な義務感みたいになるときもあるじゃん……あ……○○さん更新してる…読みに行かな…行かないと…ぴぃ……寝たい……ごめんなさ……みたいな。

その点、めちゃくちゃ広大な世界にいると、まぁこんなに人がいるんだからあんまり私のこと気にしてる奴もいないだろ的な、そういう気楽さがあります。疲れたらお休みしててもまぁ…そもそも誰も見とらんだろうし…的な…。あとこんだけ広いと誰か1人ぐらいは良いじゃんそれ!って言ってくれる人が現れる確率も高くなるわけで……。あ…読んでくださってるみなさんいつもありがとうございます……あたしゃ幸せなオタクだよ……

 

 

・出費の予定が立てやすい

 

オタクと財布の問題は切っても切れないわけですが、この沼はそのへんの予定が見えやすいなと思っています。少なくとも「明日CD売るんでよろ」みたいなことにはならないじゃん?「明日から○○ピックアップガチャ」はあるけど……

TV番組もちゃんと告知があるし、ツアーや円盤もだいたい予定がつくし。疲労したオタクにはこの辺の「いつに何があるはず」がぼんやりでもあると生きやすいみたいなところあります。

あと金を出せば基本的に物が確実に手に入るからそこも予定が立つじゃん?160円で推しのSSRが手に入るじゃん?ツアーとかイベントも回数の限りが見えやすいからなんとなく見えてくるじゃん?映画とかって上映期間とか回数が見えにくいからさ……そのへん出費の予定が立ちやすいから、逆にかけどころにもちゃんと思い切ってかけられるのでそこがいいなって思います。マーリン来ません。

 

 

・やさしい

 

これは見目麗しい男性たちのわちゃわちゃをこよなく愛するオタクとしての話なんで薄目で見てほしいんですけど、そういうオタクにこの沼すごくやさしい。もう構造が何かしらのクソでか感情の矢印が発生するような形にできているし、それが「たぶんここにはある」ではなくインタビューとかでことあるごとにちゃんと明文化されるやん?やさしい。ソースは私の心の中にある…とかじゃなくてTVガイドの〇年〇月号〇ページにある。やさしい。

そして全てが見目麗しい男性たちのわちゃわちゃの範囲から出ることは基本的にない(急に殺し合ったりしないし結婚したりもしない)ので疲れたオタクのおなかにやさしい。消化に良い。いいんだよこういうので…って孤独のグルメ顔になる……ねぇすげぇわかる人にしかわからない文書いてない?申し訳ねぇ……いつも推しが命と人権の危機に晒されてる国から来たもので……

 

 

・参入のハードルは低い

 

いろんな入口でこの沼にハマる人はいるでしょうけれど、今までオタクというものと縁遠かった人が落ちました、というのよりも確実に我々にはオタクとしてのリテラシーがあるじゃないですか。それってもちろんジャンル個別の事情はあるとはいえ、根本のルールは変わらないじゃないですか。

オタクのすることは基本、見守る、讃える、金を出す(MTK)ということに尽きるわけです。それにまつわるノウハウとかツールの使い方とかのエトセトラも、それほど大きく変わりはしないわけです。数多の黒歴史、若気の至り、学級会、炎上、推しやコンテンツの死、それらを踏み越えてきた屈強なオタクはどこの戦場でも強く生きていけることでしょう。たぶん。とりあえず初心者はまずROMって堅実に生きていけば先輩の皆さまみんな優しいし温かいし……いつもありがとうございます……

 

 

・対外的なストレスが比較的少ない

「有名人だと誰が好き?」「どんな人がタイプ?」「へぇ、漫画好きなんだ。何が好きなの?」という、その場を一瞬つなぎたいだけになされる、譲れねぇ推しを持っている人間にとって地雷質問が、この人間社会を生きているとよくある。そして夏場の飲み会や異動の歓送迎会などでは本当によくあります。私はいまだに3つめの問には全く答え方が見つかっていないのですが、とりあえず前2つには「嵐だったら相葉くんが好きですね!」で対応することにしており、今のところ特に不都合が発生してないです。ハマったメリットのひとつ。ここでどうでもいい嘘をつく必要も人に気を遣わせる心配もない。これがすごく楽でしたね。

問題としては「嵐」がだいたい「ワンピース」と同じカテゴリになってしまっており、これもしもこの飲み会の場に未来のソウルメイト・オタクがいたらどうしようかなっていう懸念はあります。分かる人には分かる暗号がほしい。

あとほんとに「どんな漫画が好き?」への答え方がマジでわからないので誰か良い案をください。

 

 

・楽しみが応用できる

 

推し活はいままでの蓄積ですので、今まで見てきたフィクションが多いほど楽しみが増えます。そしてこのタイプの楽しみは時間と体力と金を必要としません。ちなみに私は先日、あんスタの各ユニットに歌わせたい嵐の曲を考えていたら1日の労働時間が体感1時間になりました(真面目に仕事しろ)めっちゃハピネスやん。

あとこれは体感できる範囲での話なんですけど、「箱推し」が割と推奨されるカルチャーを持つグループのほうが水が合う感じがしてその点も今わりとハッピーな理由ですね(最近リアルで別後輩Gのオタクの群れに入る機会があり痛感)。2次元でこのキャラにしか興味ありませんみたいなことあんまりない気がするので……みんなを愛したい……流星隊にはBolero!……

 

 

そんなわけで、私はいくらそれが嵐の歴史としては遅いタイミングだったとしても、この歳で、一番私に必要なときに好きになれて良かったなって思ってます…

なんか好きなものが義務になったり負担になったりするのはちょっと本末転倒だなって思うし、幸いなことに嵐の皆さまはできる範囲で好きなように推せばいいって言ってくれるし、ありがたくそのお言葉に甘え、できる限り自分のやりたいように、推しに関してもリアルライフに関しても後悔のないように推し活していけたらいいなと思っています。

ご清聴ありがとうございました!皆さまも素晴らしい推しライフを送れますように!